2003年度小学六年生●4月号●連載第4回
 グラエナからうけた傷のいたみで気を失ったサファイア。いたみが消えて目ざめたときにはルビーはおらず、手紙だけが残されていた。手紙を読むと、なんとルビーがサファイアの服を作っておいていったらしい。「よけいなお世話ったい!」とカッとなったサファイアだが、すぐに別の、はずかしさのいかりがこみ上げてきた。「ねてる間に体のサイズば測られたと!?」

 そんなサファイアの女心に気づくことなく「いいことをしたあとは気持ちがいいなあ」とのんきなルビーだ。
 コトキタウンにやってきたルビーは、オダマキ博士からもらったミズゴロウのあつかいにこまっていた。ルビーがめざすコンテストであてはまる部門がないのだ。



 「しょうがない、とにかくがんばって」と、エネコのCOCO(ココ)に見本を演じさせた。エネコは橋をステージに見立て、いじらしくかわいらしい魅力(みりょく)たっぷりに自分を見せる。
 「同じ感じでやってごらん」とミズゴロウにやらせるが、どうもちがう。

 ルビーはそばにある木の葉をさし「ほら、この葉っぱのように軽やかに…」と引っぱると、葉っぱと思ったのはでっかいガのようなポケモンの羽! 「うわあ!」おどろくルビー。
 ミシロタウンにある、オダマキ博士の家ではどうくつからもどったサファイアが、家出したルビーをさがして博士をたずねてきたルビーの母親に、ルビーと出会ったことを話した。



 「とりあえず父親に連絡を…」とトウカジムリーダー・センリに電話をかけると、センリは事情を全部を聞く前に、受話器をにぎりつぶした! 「あのバカ息子が!」

 羽をつかんでおこらせたポケモンから必死でにげるルビーたち。と、ルビーのポケットに入っていた、サファイアに返しわすれていた機械が反応し始めた。機械はポケモンのさまざまなデータを表示するものらしい。

 そのとき、そのポケモンの羽から放たれた粉をあびたルビーのポケモンたちが、バタバタとたおれた。機械によればその粉は「もうどく」だった。



 すばやく移動・攻撃してくるポケモン・ドクケイルからのがれようと、ルビーはミズゴロウをかかえ、橋の下にかくれた。

 が、ほっとしたのもつかの間、するどい触角(しょっかく)を持つドクケイルにさがしだされ、さらに激しい攻撃をあびる! と、そのとき、ミズゴロウの頭のヒレがなにかを感じるかのように動き出した。そして、いっしゅんの後、ミズゴロウは激しい水流をドクケイルにはなった! ドクケイルが、どさりとその場にくずれおちる。


 「どうやってあのすばやい相手の位置がわかったんだい」と機械を見ると、ミズゴロウの説明が表示されていた。「そうか、頭のヒレは性能のいいレーダーなんだ」



 新しく仲間になったZUZUを肩(かた)にのせ、ダッシュシューズにスイッチを入れるとルビーは走り出した。めざすは、シダケタウンだ!
 「さあ、いこう、ZUZU(ズズ)」ポカンとするミズゴロウにルビーはよびかけた。「キミの名前だよ。今日からいっしょにがんばろう!」


ルビーとサファイアのふくざつにからみ合うストーリーは、
のっけから最高潮(さいこうちょう)!
4月3日ごろ発売『小学六年生』5月号は、新展開!
シダケタウンへのとちゅうで立ちよったカイナシティで、
炎を使うナゾの集団がルビーおそう! 見のがせないぜ!
この表紙が目印!!→






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