2003年度小学四年生●4月号●連載第3回
 「おとなを見返してやろう!」と、夜の森にこっそりとやってきたルビーとミツル。そこはバルビートやイルミーゼが飛びかい、幻想的(げんそうてき)なうつくしさだ。
 「ルビーくん、ちょっと見て!」ミツルの声のほうを見ると、きみょうなギザギザもようが宙(ちゅう)にういている。「ポケモン?」首をかしげる2人。
 ミズゴロウのZUZU(ズズ)がギザギザに近づいていくと、いきなりはじきとばされた! おこったZUZUが見えない敵にドロをあびせかける!


 肩(かた)で息をしはじめたミツルを心配するルビーに、ミツルは「だいじょうぶ! とっても楽しいよ」と答え、ポケットをさぐってある道具を取りだした。「ルビーくん、お礼にこれをもらってくれないか」
 その道具は「ポケナビ」。ポケモンのコンディションを見ることができ、コンテストをめざすルビーにはうってつけだ。こうふんするルビー。「ワンダフル! こんなにすごい機械(きかい)をホントにいいのかい!?」
 と、正体があらわれた。カクレオンだ! ZUZUをはじきとばしたのは、カクレオンの長いベロでの攻撃だった。


 「あのカクレオンをゲットするよ」と、ミツルはルビーに借りたラルトスのRURU(ルル)をとりだした。「いけ、RURU!」
 RURUのはなった「ねんりき」をうけ、しびれて動けないカクレオンめがけてミツルはモンスターボールを投げる。が、カクレオンはベロでボールをつかまえ、ペッとはきだす。「さあ、もう一度!」しかし、ボールはまたもベロではじかれてしまった。


 その間にも「ねんりき」をうけつづけ、体力が限界(げんかい)になったカクレオンは、にげようとしてすがたを消した。「まわりの風景にとけこんですがたを消しても」ミツルが走り出す。「あのギザギザもようだけは消せないんだ!」もようめがけてミツルがボールを投げる! …シュパア、という音を残し、カクレオンがついにボールにおさまった。「やったあ!!」はじめてのポケモンゲットに、なみだを流してよろこぶミツル。
 「やったね!」よろこびあうルビーとミツル。が、そのとき、とつぜん、大地がうなりだした。「じしんかもしれない、もどろう」と2人がかけだしたとたん、ドン、と大きな音とともに地面がさけ、つなみがルビーをおそった! 「RURU、ミツルくんをたのむ!」という言葉を残し、ルビーは海にのみこまれてしまった…。
 ベッドの上でミツルは目をさました。ルビーが海にのみこまれたあと、気を失ってしまったミツルをRURUが家までつれてきたのだった。「そうだ、ルビーくんを助けにいかなきゃ!」というミツルを、RURUがおしとどめた。「いっこくも早くいかなきゃならないのに…。もしかして、RURUはルビーくんは生きているのをわかってるのか!?」


 海にうかぶ小さな漁船のそばで、なにかを見つけたらしいキャモメがないている。「なに、子どもがういている!?」船に乗った漁師(りょうし)があみを投げて、海にただよう子どもをすくいだした。その子どもは…、ルビー!


ルビーをすくった漁師はいったいだれ?
海に放り出されたルビーはもとの町にもどれるのか?
ルビー・サファイア編初の海の上での
バトルが展開される『小学四年生』5月号は、
4月3日ごろ発売! う〜、見たい!!
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