ストーリー紹介





2002年度小学四年生●12月号●連載第10回


 ヤナギがいつも持っていたつえは、ポケギアを改造した特注品の「しこみづえ」で、小さなモニタで遠くの映像を受信し、また、つえをたたくことでモールス信号を発し、ポケモンに命令ができるようになっていた。
ヤナギはこの「しこみづえ」で、リーグ会場とスズの塔のポケモンを同時にあやつっていたのだった。
 ついに明らかになった仮面の男のすがおは…、チョウジジムリーダー・ヤナギだった!
 車イスごと、氷の体でつつみ、その氷によって体を自由にのびちぢみ、大きくも小さくもしていたのだった。



 ヤナギは近くにいた2匹にピカチュウ、さらにゴールドを人質(ひとじち)にとり、正体がバレたことをひるむ様子すらない。
 「顔を見られたからには生かしておけないというところだが、それも必要ない。なぜなら…」
 「私は別の時代に住み、二度と会うこともないのだからな!」
 というや、ゴールドたちを地面にたたきつけ、「時をとらえるボール」を空にかざすと、空間がゆがみ、「時のはざま」が開いた!
 その「はざま」に氷の体ごとすいこまれていくヤナギを止める力は、すでにゴールドには残っていなかった…。

 手紙にはさらにその能力を持つトレーナーの個人名も書かれていた。「戦闘のレッド」「育成のグリーン」「回復のイエロー」「捕獲のクリス」「進化のブルー」「交かんのシルバー」。どれもゴールドの知っている名前ばかりだ。
 ところが、手紙はそこで終わっていた。
 「おいおい、どーゆーこった!?」
 しかし手紙のどこを見ても、オーキド博士から図鑑をあずかった7人のトレーナーのうちゴールドだけ名前がない。ゴールドはがく然とした。
 「ってことはなにか、オレには6人のような力がねえのか!? 身のほどを知ってこの戦いからおりろ、っていうのか!!」
 そこにぐうぜんやって来たのは、ロケット団残党(ざんとう)員の襲撃(しゅうげき)から命からがらにげだしてきた育て屋ふうふとイエローのおじさんだった。
 育て屋ばあさんは、再会したゴールドにオーキド博士からあずかった、という手紙をわたした。そこには「ポケモントレーナーの能力」としての6つの特長が書かれていた。
 
 「戦闘」「育成」「回復」「捕獲」「進化」「交かん」以外の第7の能力。ゴールドだけが持つ能力!
 「いや、オレにだってあるよな、オレだけの能力ってヤツが!! 教えてくれえええ!!」ゴールドの悲痛(ひつう)なさけびがひびきわたる…。



次回! ついに「金・銀・水晶編」最終回!!
ゴールドの問いかけに答えはあるのか!?
そして時間のはざまへと消えたヤナギは…!?
『小学四年生』1月号(11月30日発売日)は絶対必見!
ゴールドの勇姿(ゆうし)を、さあ、キミの心に焼きつけろ!!






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