2002年度小学三年生●3月号●連載第2回


 ホウエン地方をぼうけん中のルビーは、ぐうぜん出会った少年・ミツルを草むらにひっぱりこんで、息をひそめた。トウカジムリーダー・センリが、ミツルをさがしているからだ。実はセンリはルビーの父親で、どうやらルビーはセンリに見つかるとマズイらしい。
 …とそのとき、1ぴきの野生ポケモンがセンリの前に飛び出した!
 しかし、いきなりの攻撃にもまったくあわてることなく、センリはヤルキモノを出し、「つばめがえし」の一撃でポケモン・キノガッサをたおした! さすがはジムリーダー、強すぎる!

 ミツルが草むらにかくれていることに気づいたセンリは、きびしい声でよんだ。「さあ、出てきたまえ、ミツルくん!」
 しどろもどろになりながらも、ミツルはセンリに「ポケモンゲット術」を教えてほしいとたのんだ。が、センリはひとこと「ダメだ!」
 センリがことわった理由は、ミツルがおもい病気持ちだからだった。健康でもあぶないポケモンバトルは、病人にはとてもムリだというセンリの説明に、ガックリとするミツル。


 ミツルのねがいをことわり、去ろうとしたセンリだったが、先ほどから感じる、ミツル以外にもだれかがかくれているような気配(けはい)が気になっていた。センリは相手をおびき出すために、ケッキングの「いばる」を使った!
 あやうく声を出しそうになったルビーがなんとかこらえると、センリはそれ以上のついきゅうはせず、去っていった。


 ホッとしてルビーが草むらから出てくると、ミツルが持病(じびょう)の発作(ほっさ)をおこし、地面にたおれていた!
 たおれたミツルを、ルビーがミツルの家に運びこんだときには、すでに夜になっていた。

 ベッドにねこんだミツルはセンリにねがいをことわられたことで、さらに弱気になっていた。そんなミツルをルビーははげました。「おとなは子どもがなにかはじめようとすると心配するのさ。おとなたちを見返してやろう!」


コンビの相手が、病気のミツルとは、
いくらなんでもムチャすぎないか、ルビー!?
不安と期待の二人の新たなぼうけんを、
3月3日発売の『小学四年生』4月号でおうえんしよう!
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