2002年度小学五年生●2月号●連載第2回


 同じころ、ミシロタウンでひっこしの荷物をほどいていたルビーは、COCO(ココ・エネコ)、NANA(ナナ・ポチエナ)、RURU(ルル・ラルトス)に宣言した。

 ホウエン地方・101番道路の大木にのぼっている、きみょうな(?)中年男。男は木の上でポケモンを見つけると、カバンからある機械を取り出した。どうやらポケモンを調べる道具らしい…。

 「ボクは家を出る! そしてホウエン地方のコンテストを全部優勝し、父さんを見返すんだ!」
 ルビーはポケモンバトルの修業を強制する父に反発して家出をする決心をしたのだった。
 窓からそっとぬけ出し、日もくれ始めた道を急ぐルビー。と、そこに木の上からぶら下がった男が! 男はいきり立ったポケモンにおそわれて、助けをもとめている。

 男の「キミもポケモントレーナーだったら、助けてくれないか?」とのお願いに、ルビーは即答! 「イヤです! だって、ボクのポケモンがよごれるから」
 トレーナーとは思えない、ルビーの発言にあぜんとなる男。しかし、助けを断ったルビーだが、男をおそったポケモンを見たとたん、態度が一変! 目をキラキラさせ「ビューティフル!」
 男をおそったポケモンはグラエナだった。「エナ? そうか、ボクのナナが進化するとあれになるのか!」





 ルビーはボールからナナを出し「にほんばれ」で攻撃するが、全然ききやしない!
 おそい来るグラエナから必死でにげる、ルビーと男!  ところがにげている途中、とつぜんルビーのはいていたスニーカーが急速回転しだした! ルビーの足が追いつかないほどだ! 「な、なんだ、このくつ〜!?」


 勢いは止まらず、ブレーキもかけられないまま、ルビーはガケに飛び出してしまった! 「うわあああ!」森の中にまっさかさま!
 絶体絶命…のそのとき! 大木のうろ(木にあいたあな)から、黒いかげが飛び出し、ルビーをナイスキャッチ!
 「ポケモンがボクを…!?」と思ったときには、ルビーは気を失っていた。
 ルビーが目を覚ますと、そこはどうくつの中だった。そのわきにあるカバンから電話が鳴った。カバンはあの男のものだった。電話に出ると、あの男の声が。
 「無事だったかい!?」「はい、なんとか。どうやらどうくつの中のようです」
 男はルビーの無事を確かめると名乗った。「わたしはポケモン学者のオダマキ。ところでキミは…、ルビーくんじゃないか?」
 男はぐうぜんにも、ルビーがひっこした家のとなりに住む、オダマキ博士で、かれはルビーの父でトウカジムリーダー・センリの友人でもあった。
 「ま、まず〜!」あせるルビー。

 とつぜん、ルビーの後ろで声がした。「おう、起きとうとうか?」電話に気を取られていたルビーはおどろきのあまり声も出ない。
 「ポケモンが…しゃべったあ!」主人の悲鳴にナナが、そのポケモンにとびかかる。
 「なんば、しよっとね!」ポケモンと思われた黒いかげが、まとっていた着ぐるみをぬぎすてた。中から出てきたのは…、なんと女の子!



まるでターザンのようなすがたの野生児まるだしのこの子は!?
猛スピードジェットコースターストーリーの『小学五年生』3月号!
2月3日が待ちきれない!








2002年度 小五 1月号|2月号|3月号
2003年度 小六 4月号5月号6月号7月号
         8月号9月号10月号11月号
         12月号1月号




●トップへもどる●

Copyright (C) 2002 Pokemon
Copyright (C) 1995-2002 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Copyright (C) SHOGAKUKAN
All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.