ドラえもんのまんがでわかる ルールとマナー集
3.2 電子メールの書き方
まんがをみる

メールを受け取る相手の気持ちを考え、十分に言葉を考えて書くようにしましょう。知らない人にはじめてメールを出すときは、ていねいな言葉を使って、自己紹介(じこしょうかい)からはじめましょう。
直接会って話をするのとはちがって、メールでは表情や声の感じが伝わりません。そのため、メールを受け取る相手の気持ちを考え、話すときよりも注意深く言葉を選んで、メールを書く必要があります。たとえば、まじめに「好き」と書いたのに、そのメールを受け取った友だちはじょうだんやイヤミにとるかもしれませんし、ふざけて「バカ」と書いたのに、あなたがふざけていることがわからず、きずついたりおこってしまったりするかもしれません。このように、相手に誤解(ごかい)されないよう、自分の気持ちや言いたいことを伝えるには、どんな言葉を使えばいいか、よく考えて書きましょう。
また、知らない人にはじめてメールを出すときは、ていねいな言葉づかいをするよう心がけましょう。そして、自分はだれで、どのような用件でメールを出しているのかなど、わかりやすく説明してください。


言いたいことがきちんと伝わるように、要点をしぼって、わかりやすくまとめるようにしましょう。
相手に伝えたいことを整理して、メールを書きましょう。できれば、「○○について教えてください」など、伝えたい要点をメールのはじめのほうで書くとよいでしょう。
長いメールだと読みにくくなることがあるので、短く、わかりやすくまとめるように心がけましょう。


乱暴(らんぼう)な言葉、きたない言葉、相手をののしるような言葉は使わないようにしましょう。
自分が受け取ったメールに、乱暴(らんぼう)な言葉、きたない言葉、ののしるような言葉が書かれていたらどう感じますか? イヤな気持ち、不ゆかいな気持ちになりませんか? あるいは、「なんでこんな言い方をされるのか」と悲しくなったり、おこったりしませんか?
相手の顔が見えないからといって、相手の感情がなくなっているわけではありません。メールを書くときには、だれに対しても、乱暴な言葉、きたない言葉、相手をののしるような言葉は使わないようにしましょう。


じょうだんのつもりでもウソの内容のメールを送ってはいけません。また、出どころのはっきりしないウワサ話を本当のことのように書いて送ってもいけません。
直接会って話をするのであれば、じょうだんでウソを言っているとわかる場合でも、文字で書かれたメールのメッセージを受け取ると、本当のように感じられてしまうことが多くあります。そのため、メールを送るあなたじょうだんとわかってウソを書いたとしても、メールを受け取る人は、本当のことが書いてあると思いこんでしまったり、本当なのかじょうだんなのかがわからなくてこまってしまったりする可能性が高くなり、迷惑(めいわく)をかけることになります。


メールの本文は、段落(だんらく)ごとに1行あける、文章の区切りのよいところで改行するなど、相手がコンピュータの画面上で読みやすいように、書き方を工夫しましょう。
文字がびっしりつまったメールは、コンピュータの画面上ではとても読みにくいものです。メールを書くときには、段落(だんらく)ごとに1行空ける、文章の区切りのよいところで改行する、か条書きにするなど、いろいろ工夫してみてください。
【例】
■読みにくい例
・改行がない
 
メールの本文は、段落ごとに1行あけ、文章の区切りのよいところで改行しましょう。コンピュータの 画面上で読みやすくなります。ほかにもいろいろ書き方を工夫してみましょう。
■読みやすい例1
・段落ごとに1行空ける
 
メールの本文は、段落ごとに1行あけ、文章の区切りのよいところで改行しましょう。
コンピュータの 画面上で読みやすくなります。
ほかにもいろいろ書き方を工夫してみましょう。
■読みやすい例2
・文章の区切りのよいところで改行する
 
メールの本文は、段落ごとに1行あけ、文章の区切りのよいところで改行しましょう。
コンピュータの 画面上で読みやすくなります。ほかにもいろいろ書き方を工夫してみましょう。


メールを引用するときは、引用部分が長くなりすぎないように注意しましょう。また、引用する内容を勝手に書きかえてはいけません。
電子メールソフトの「返信」ボタンをクリックして返信メールを作成すると、「>」など引用であることを示す記号が、受け取ったメールの左側に自動的につきます。相手から受け取ったメールの内容に対して自分の返事を書く場合、引用であることを示す記号をつけた状態で、その次に自分の返事を書くと、どこが相手からのメールの内容で、どこからが自分の書いた返事なのかがよくわかり、便利です。
ただし、全文を引用して返事を書くと、長いメールになってしまうことがあるので、必要なところだけを選んで、残りは消してから出すようにしましょう。
また、引用するメールの一部を勝手に書きかえたり、文字を追加したりしてはいけません。変えてしまうと、相手からとどいたメールとはちがうものになってしまうからです。


連絡先(れんらくさき)としては、自分の名前とメールアドレスを書くようにしましょう。住所や電話番号を相手に知らせる必要がある場合は、先生や親などに相談し、許可を得てください。
必要があれば、メールの最後に自分の名前とメールアドレスを書くようにしましょう。しかし、自分の住所や電話番号は勝手に書いてはいけません。インターネットで知り合って仲よくなったけれども実際にはどこのだれかわからない人、直接会ったことのない人には、けっして住所や電話番号などを教えてはいけません。悪用されて、へんな電話がかかってきたり、家のまわりをうろつかれたりするなど、トラブルにまきこまれることがあるからです。住所や電話番号を知らせる必要がある場合は、先生や親などに相談しましょう。


メールを出す前に、念のためもう一度読み返して、言葉の使い方はだいじょうぶか、読みやすくなっているかを確かめましょう
メールを送る前に、書いたメールの内容をもう一度読み返し、以下の点について確かめましょう。
*メールを受け取る相手の気持ちを考え、十分に言葉を選んでいるか。
*乱暴(らんぼう)な言葉、きたない言葉、相手をののしるような言葉を使っていないか。
*要点をしぼって、わかりやすくまとめているか。
*ウソや、出どころのはっきりしない話などを書いていないか。
*コンピュータの画面上で読みやすい書き方になっているか。
*引用している場合、引用部分が長くなりすぎていないか。
*連絡先(れんらくさき)として書いている内容は、適切か。


ドラえもん いろいろと、こまかい注意(ちゅうい)がいっぱい、と思えるかもしれないけど、一言でいえば
「メールは、相手(あいて)に読んでもらうためのものだから、読みやすくしよう」
ということだよ。「ルール」というより、「マナー」のもんだい、といえるかもしれない。

 どうすればいいんだろう。これも一言でいっちゃおう。
「書いたメールは、送信ボタンをクリックする前にもういちど、うけとる人のきもちになって読みなおす」
これをまもることだね。

 読みやすいメールを、しっかり書いて、人に送ることができるようになれば、きっとみんながきみのことを、メールのたつじんだとみとめてくれるようになるよ。


3章 電子メールトップへ

編集・小学館ドラネット編集部  協力・財団法人インターネット協会 / 藤子プロ
(c)Shogakukan Inc. 2000 (c)2002005 Internet Association Japan (c)FUJIKO PRO.