きく耳エディのインターネットルール
●2001年11月版●


お金もうけのはなしは、ぜったいにあぶない

インターネットでは、いろいろなあたらしい情報(じょうほう)がはいってくるよね。とても役に立つこともあれば、楽しめることもある。だけど、つい悪い人にだまされちゃうこともあるんだ。 今月のテーマは、お金もうけにさそわれて、お金をとられちゃわないように気をつけようということ。ぜったいに、おうちのひとにだまって、お金をはらうやくそくなどをしてはいけないよ。


■こんな話(はなし)に気をつけよう。

●マルチ商法(しょうほう)
商品(しょうひん)やサービスを買って、つぎは自分が友だちなどをさそってそれを売ると、自分にお金が入ってくるといったしくみの商売(しょうばい)を、マルチ商法(しょうほう)というんだ。  たとえば、「ほかの人をグループの会員にしたり、商品(しょうひん)を売ると収入になる」とすすめられて、ことわりきれなかった人がいる。そして、そのグループの会員(かいいん)になり、会費(かいひ)として1万円をはらい、浄水器(じょうすいき)・シャンプー・ボディーソープなどぜんぶで46万円のものを、クレジットで買ってしまったんだ。  その後、友だちや知り合いをさそってみたが、新しい会員(かいいん)になってくれる人もいないし、商品(しょうひん)を買ってくれる人もいなかった。そのうえ、しつこく友だちをさそったので、友だちとのなかも悪くなった。月づきのローンの支払いができるか心配なので返品したいけど、できなかった。こんなふうに、ひどい目にあってしまうことが多いんだ。  ホームページでも、「ホームページのスペースをレンタルする」「ネットワークビジネス。完全ノーリスクで数か月後に大金が手に入る」「3人しょうかいでランクが上がり、ボーナスがつく」というような広告がたくさんあるからね。  「かんたんにもうかる」ことをかんたんに教えてくれるなんて、へんだと思わないかい? あまいことばには、だまされないようにしよう。


●ネズミ講(こう)
まず自分がお金をはらってグループに入り、同じように2人以上の人間を自分がさそってグループに入れれば、自分がはらったお金より多くのお金がもらえる。そういうグループがネズミ講(こう)だ。自分がさそった人のはらったお金、またその人がほかの人をさそってはらってもらったお金の一部が、自分にどんどんまわってくるっていうんだよ。ピラミッドのかたちのようにグループが大きくなるシステムなんだって。  ひとりが2人をさそい、その2人がそれぞれべつの2人をさそい……というのを27回くりかえすだけで、日本の人口をこえてしまう。3人だと、たった17回だ。うまくいくわけがないよね。それにかんたんにさそえるものでもないし。むかしからあるけど、だまされる人がいまでもいるんだ。  インターネットをたくさんの人がつかうようになって、ネズミ講(こう)のメールがとつぜんとどくようになったので、気をつけよう。  「住所氏名がリストアップされている5人に3000円を送り、リストのいちばん上をけして、五ばん目に自分の住所氏名をのせて、メールをたくさんの人に送れば、数百万のお金がもらえる」というメールがとどいたのでリストの5人に3000円を送ったが何もなかった。こういうことになっちゃうからね。  それから、「このシステムはネズミ講(こう)ではありません」と書いてあるネズミ講(こう)のメールも多いんだ。でも、お金をはらって、友だちをさそったり、メールを送るだけで、もっとお金がもらえるのは、ネズミ講(こう)だと考えて、無視(むし)するようにしよう。


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