12歳の文学賞 小学生作家が紡ぐ物語はここから生まれる
小学生の 小学生による 小学生のための 12歳の小説アワード
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僕らが読みたいものを、僕らが選んで何が悪い?!

今年いちばん良かった小説は?? いちばんおもしろい作品を書いた作家は??
みんなが選んで、みんなで決めましょう!

受賞作決定!!
作家部門はあさのあつこ先生!!
【あさのあつこ先生 受賞の言葉】
イベント会場でサプライズで知らされたので、ほんとにびっくりしてしまい、最初は「やらせか?!」と疑ってしまいました(笑)。でもほんとうにアンケートでトップだったということで、ものすごくうれしいです。候補作5作品の中に自分が入ってなかったときは、正直なんで?!と思ったのですが(笑)、作家部門を受賞できてほんとうに光栄です。ありがとうございました!
『小学五年生』『小学六年生』のアンケート、ネットくんアンケート、第三回「12歳の文学賞」応募作品のアンケートをもとに、膨大な候補作の中から選ばれた一次選考候補作5作品。
その中から小学生審査員による二次選考を勝ち抜き、栄えある第一回「12歳の小説アワード」受賞作に選ばれたのは、はやみねかおる先生の『都会のトム&ソーヤ』でした!!

作家部門は、アンケートの得票数でダントツ1位だった、あさのあつこ先生に決定しました!

【二次選考の審査員による選評】
井上薫審査員
読んでいる間は、「続きはどうなるのだろう」と思ってわくわくしながら読むことができました。シリーズを読みすすめていきたいです。
三船恭太郎審査員
「中学へ進学したら、竜王創也のようなクラスメートがいるんだろうか?」「いたら大変だ。でも、いて欲しい……」 ぼく=内藤内人のように一人つっこみを入れながら読んだ。 その内藤内人だって、決して普通の中学生ではなく、『おばあちゃんの知恵袋』的なサバイバル力も持った魅力的な人物だ。 竜王創也のボディーガード役の卓也さんの超人的であり、尚且つ人間味に溢れたキャラも面白かった。 二人の砦を羨ましく思い、タイトルの通り、冒険心を掻き立てられつつ、栗井栄太を追いかけるようにサラサラと最後まで読んだ。 読み終え、冒険を一つ経験した後の汗を拭うようなさわやかな気分を味わった。
海老沢文哉審査員
頭はいいけど、ちょっとドジな創也と、こまった時いろいろくふうしてたよりになる内人のコンビがすごくいい。創也が推理するシーンもおもしろかった。このシリーズはぜったい全部読もうと思った。
山田萌々審査員
都会のトム&ソーヤ大好きです! 6巻まで持ってます! 読んでてすごくワクワクして、読み終わるタイミングが難しいです。パッとページを開いたら、そこからついつい読んでしまいますね。やっぱりトムソーヤはおもしろいです!
渡辺貞子審査員
社交的な内人と、ミステリアスで知的な創也が親しくなっていく所が、今までにあまりない発想だった。物語の前の短い詩の様な文章は、最初はよく分からなかったが、生きるという事は、冒険と同じだという事に気がついた。


【その他の候補作への選評】
『若おかみは小学生!』『若おかみは小学生!』
令丈 ヒロ子
井上薫審査員
とてもおもしろかったです。シリーズになっているようなので、つづきをよんでいきたいな、と思いました。ありがちな設定を、おもしろくよませるところがすごいな、と思いました。
三船恭太郎審査員
お母さんの形見の、ひんやりと冷たい石の重みが僕の掌にも伝わり、すっと、おっこの気持ちに入ることが出来た。 そして、ウリ坊は誰なんだろう?たぶん……。想像しながら、ストーリーを追うことが楽しかった。 おっこと、ウリ坊の軽快な会話に、笑ったりキュンとなったりしながら読み進めた。 ライバルの秋野真月の「いかにも」の意地悪さが小気味良かったのだが、名物菓子コンテトで急に態度が変わる場面があり、その後、結果発表を聞く真月の表情や様子も見てみたいと思った。 続編も読んでみたい。
海老沢文哉審査員
おっこは思いついたことをすぐに行動する性格で、楽しい時や悲しい時の気持ちがよく表現されていて、おもしろかった。いたずら好きだけど、おっこをいつもやさしく見守るユーレイのウリ坊。ウリ坊みたいな人間になりたいと思った。
山田萌々審査員
おっこちゃんは前向きでいいですね! 応えんしたくなります。読んでて全然あきなくておもしろいです! おっこちゃんも好きだけどウリ坊もなんか好きです。2巻も買ってみたいです!
渡辺貞子審査員
おっこの成長する姿を温かな目で見ていて読者も幸せな気分になれた。出会いと同時に別れがくるという事を、交通事故の後にウリ坊に出会った事からそう感じた。

『西の魔女が死んだ』『西の魔女が死んだ』
梨木 香歩
井上薫審査員
とても良い本でした。最後はとても感動しました。私にこんなおばあちゃんがいたらどんなだろう、と少し考えました。
三船恭太郎審査員
西の魔女=まいのおばあちゃんの丁寧な話し方とぴったりと添うような、物語のいたるところに散りばめられた美しい描写にとても魅かれた。 「魂」「現し身」といった、普段僕が使い慣れない言葉に触れ、ドキドキした。 西の魔女は、『これって生きていく上で、きっと大切なこと』と思うような言葉を淡々と話す。 すごく重みのある言葉なのに、そこだけ浮いたようには感じられず、それでいて、心に染み込んでいくようだった。 例えば……162ページの「…自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ…」のあたり。 ゲンジさんのことで、わだかまりを持ったままの別れになってしまったけれど、ラストシーンで、西の魔女の魂の声が、まいにも、そして僕にも響き、感動して心が震えた。
海老沢文哉審査員
まいの感情や行動がよく書きこまれていて、まいという女の子が近くにいるような気がした。おばあちゃんはとてもよく物事を知っているなと思った。でも生活の物事にこだわりすぎて、つまらない部分が多少あった。
山田萌々審査員
まいちゃんのおばあちゃんの家でくらしてみたいなぁと思いました。お花や野菜をお庭でそだてて、そのお庭から食べ物をもってきてごはんをたべるっていうのはいいなぁと思いました。
渡辺貞子審査員
少しうす暗く不気味だったが、マイが成長していく姿に感動した。銀龍草をマイとおばあちゃんがながめている時にはおばあちゃんのおじいちゃんへの愛情がにじみ出ていた。

『虹色ほたる―永遠の夏休み』『虹色ほたる―永遠の夏休み』
川口 雅幸
井上薫審査員
初めは聞いたことがない本だったのでおもしろいのかどうか不安でしたが、読んだあとはとても感動しました。
三船恭太郎審査員
読み進むほどに、細かく丁寧な描写に圧倒された。 ダムの底に沈んでいく村。最後のお祭りが近づく。 そんな中、運命的な出会いをしたユウタとサエコ……それぞれ大切な人との別れを経験し、そのせつなさや、生きていることの大切さを感じる場面は何度もあり、僕自身も共に考えながら読み進んだ。 それゆえに僕は、青天狗や元締めのおじいさんたちが語り合う場面に、あまりにも良いことを言いすぎているように感じ、答えを出されそうでハラハラしながら読んだ。 それから、『今、好きな人、大切な人』を忘れてしまう哀しさやせつなさは、胸にじんと迫るものがあった。以前に読んだ「時をかける少女」を思い出した。 サエコがどんな姿であろうとも、生きること選んだのは嬉しかった。 10年後、二人の指が約束を覚えていたラストシーンも感動的だったと思う。
海老沢文哉審査員
さえ子が死の道じゃなく生きる道を選んだ時はうれしかった。ユウタにやさしくされ、さえ子が泣いてしまった時、心があたたかくなった。元の世界で二人が再会した時、虹色ほたるがきせきをおこしたラストシーンは本当に感動した。
山田萌々審査員
読んでるとき、すごいその時のことが目の前にうかんでくるみたいでした。最終章で、みんなで虹色ほたるを見れてすごいなーと思いました。さえ子ちゃんの目が見えたとき、私もうれしくなりました。映画化したらすごいだろうなぁ。
渡辺貞子審査員
ユウタがショックをうけ、タイムスリップし、もう一度現代に戻った所が良かった。サエコの目が見える様になった時の「生きていてよかった。」という言葉は、涙をさそった。

『リアル鬼ごっこ』『リアル鬼ごっこ』
山田 悠介
井上薫審査員
「西暦3000年」「一つの王国が誕生していた」などの設定は少しついていけないような気がしていました。しかし、読んでいるととてもわくわくしてきたので、他の作品も読んでみたいな、と思いました。
三船恭太郎審査員
西暦3000年、王国、佐藤という名字は私だけがいいから、鬼ごっこで減らそう……全くリアルではないストーリー。 だったら、徹底的に楽しむしかない!と思い読んだのだが、なかなか物語りに入り込めなかった。 僕には描写の多くが解説や説明のように思えてしまい、そこにばかり気がいってしまったためだと思う。 絶対ありえないストーリーとして、もっと楽しみたかった。
海老沢文哉審査員
めちゃくちゃこわくておもしろい。読み進めるのが待ちきれないくらいだ。翼の感情がとてもこっちに伝わってきて、鬼からにげている時はドキドキして、自分も走っている感じがした。友だちや妹の「死」がすごく悲しかった。
山田萌々審査員
五百万人が殺されていって、今まで読んだ本の中で1番こわかったです。馬鹿王様は本当に馬鹿ですね。許せません! 翼くんは大切な人がどんどん死んでったけどあきらめなかったからすごいです。愛ちゃんが鬼につかまったとこから、とても悲しいです。出てくる人の中では、洋くんが好きだなっと思います。死んでる人を平気で見てるまわりの人がこわい。
渡辺貞子審査員
大切な人への死の思いや、鬼に追いかけられる緊張感が短く書かれてあった。洋と翼が追いかけられている時に、洋が自分を犠牲にした所で友情は尊いと感じた。


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